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エジプト旅行エリアガイド

エジプト - 巨大遺跡と紺碧の空 -

ょうど1年前。やはり会社の研修旅行でカンボジアに行った際に帽子を持って行くのを忘れ、プノンペ ンであごひも付きの冒険家っぽい帽子を買った。
いつかエジプトに行く事があったら絶対これを持って行って、ピラミッドの前でかぶって写真をとろう!とひそかに企んでいたのにこんなに早く実現するとは思いもしなかった。

<カイロ>
イロの空港を出たのが夜の22:00。 成田からの直行便でさえ14時間半かかってようやく到着した。改めてエジプトは遠い国なんだなぁと実感。
一旦ホテルに向ったものの翌朝04:30の飛行機に乗るため03:00前にはホテルを出なくてはいけない。 ツアーでよく利用するデルタピラミッドのピラミッドビューの部屋に入り、早速カーテンを全開にすると真っ暗な中にぼんやりとピラミッドが浮かび上がっていた。 うわーピラミッドだ-!と1人で大興奮しながらも数時間後には出発なので、はやる気持ちを抑えるためにカーテンをぴっちり閉めた。
ホテルが用意してくれたお弁当を持って空港へ出発する。 エジプトはイメージだと年中暑いような気がするけどカイロの冬は結構寒い。特にこんな早朝はパーカーを羽織っていても少し肌寒いくらいだ。 飛行機に乗り、襲ってくる睡魔をこらえつつアブシンベル神殿への期待に胸を膨らましていると、そろそろ飛行機が到着するという頃乗客の人たちが ざわざわし始めた。はっとして窓の外を見るとアブシンベル神殿が見える!!
あっという間だったけれどおもちゃの模型みたいにやけにくっきり見えた。 こんな時間にこんな路線に乗っているのはもちろんみんな観光客なので機内のテンションが一気に上がって面白かった。こういうときに1人だと興奮を 分かち合えないのがちょっと寂しい。

アブシンベル神殿(外観)
▲アブシンベル神殿(外観)

<アブシンベル>
ブシンベル神殿へは空港からエジプト航空がシャトルバスを出しているのでみんなそれに乗り込む。エジプトといえば世界でも屈指の観光国。アブ シンベル神殿の入り口は大行列だった。 セキュリティーチェックを受けてチケットを買い、そこから5分ほど歩いてとうとう見えた、教科書で見たことのある風景。最初に思ったのがこんなに 大きいの?!という事。
入り口に4体並んだラムセス2世像から見れば私なんてコーヒー缶くらいのものだろう。 中に入ると薄暗く、壁画や石像が並んでいる。一番奥には神様と並んだラムセス2世像が。

アブシンベル神殿(内観)
▲アブシンベル神殿(内観)

もちろんフラッシュ厳禁だけど入り口から漏れ入ってくる光でぼんやりと明るく、神秘的。 それにしても、エジプトの建築物も不思議だけどこんなに 大きい神殿を丸々そっくり前の場所から移してきたなんて現代の技術もやっぱりすごい! 神殿の入り口近くにその移動の行程が写真やビデオで見れ、それはそれで面白かった。
ちょうどラマダンの時期だったけれど入り口のカフェは観光客で大盛況で、お菓子やら紅茶やらみんなワイワイ食べていた。 私も時間が余ったのでお土産やさんで絵葉書を買い、紅茶を飲みながら友人に書いた。(某高級ホテルからエアメールで出したのに後で聞いたら届くのに1ヶ月もかかっていたけれど。)

アスワン
▲アスワン

<アスワン>
ブシンベルからまた飛行機でアスワンへ。 着いてとりあえず昼食という事になり、レストランへ向かった。 ここで行ったレストランというのがナイル川の中に浮かぶ島にあり、ボートに乗っていく。
ツアーでもよく利用するレストランで、ごはんを食べながら窓の外に目を向けると、ファルーカと呼ばれる帆掛け舟がゆっくりと通り過ぎていく。 なんだかものすごくリラックスできる、のんびりした雰囲気だった。

ファルーカ
▲ファルーカ

事を終えアスワンで一番楽しみにしていたそのファルーカへの乗船へ。 ナイル川と聞くと絶対茶色い水だろうと固定観念のあった私はその水の透明さにまずびっくりした。船着場などでちょっと下をのぞくと小さい魚がたくさん泳いでいるのが見えるほど。とはいってもややこしい名前の寄生虫が生息していて、きれいだからとうっかり泳いでしまうと大変なことになるそうなのでお気をつけ下さい。
きらきら光る水面をすべるように船は進み、船頭さんがたまに方向を変えるためにオールを動かす以外はほとんど何も聞こえない。たまにあちこちの 小さい島に牛がいたりやぎがいたりその上に鳥が乗っかっていたりする。1時間弱だったけれど終る頃にはここがエジプトという事をすっかり忘れてリゾート気分だった。アスワンに行ったら是非是非乗ってみてください!

の日のアスワンでの予定をすべて消化したので、ホテルに入ったらちょっとだけ休み町へ遊びに行くつもりだった。あらかじめ時間が余る事は分かっていたので会社の人にもいろいろ聞いて、スークやらヌビア博物館やら行ってそんでもってプールでも泳いで、と欲張りプランを考えていた。とこ ろが日々の疲れと昨日の睡眠不足がたたり、16:30頃からなんと朝まで寝てしまった!!! 途中1度だけ目がさめたけれどすでにレストランが閉まっている時間で夕食も逃し、しばしぼー然としたのち、すべてをあきらめた。
翌日さすがにスッキリしてアスワンを後にし、ルクソールへと向かう。 途中にあるコムオンボ神殿とホルス神殿に立ち寄るため車での移動だ。 治安があまり良くない地区なので、アスワン⇔ルクソール間は陸路で移動する場合コンヴォイと呼ばれる護衛をつけなければならない。今回のように車で移動する場合も1台に1人警察官が乗り込んでくる。とはいってもばらばらには行動出来ず、それぞれの場所で出発時間が決まっているので早めに観光が終っても、もっとゆっくり見たくても自由が利かない。
しかしこのコンヴォイシステムが導入されてからぐっと被害も減り、観光客も安心して移動できるようになったとのことなのでがまんして欲しい。

ホルス神殿(レリーフ)
▲ホルス神殿(レリーフ)
ホルス神殿(空の神様像)
▲ホルス神殿(空の神様像)

ルス神殿のホルスとはハヤブサの頭を持つ空の神様で、エジプトの神様達の中ではダン トツにかわいいと思う。そう思うのは私だけではないようで 、入り口に立っているホルス神と写真を撮ろうと観光客の行列が出来ていたほど。 神殿をぐるっと囲んだ外壁には保存状態の良いレリーフが並び、急いでまわれば30分もかからないような大きさだけどホルス神ファンの私にはとても 楽しかった。

ホルス神殿(外観)
▲ホルス神殿(外観)

ホルス神殿のあるのはエドフという町だが、神殿の周りは非常に賑わっており、観光客用の馬車がお互いの肩をぶつけ合いながら道路を走り、同じ道 路を走る車はひっきりなしにクラクションを鳴らし、少し歩けば土産物屋が強引に話し掛けてくる。
ごちゃごちゃした雰囲気が好きな方なら時間があればちょっと歩いてみてもいいかもしれないけどくれぐれも身の回りの荷物にはお気をつけ下さい。

カルナック神殿
▲カルナック神殿

<ルクソール>
ジプトの建築物はどれもみな大きい。そのなかでもカルナック神殿の大きさは圧巻だった。 入り口を入るとスフィンクスがずらっと並び、この参道は現在の町が出来るまではルクソール神殿まで続いていたという。
中に進むといくつもの大きい石像、石柱が所狭しと並び、それを見に来た観光客でごった返している。冬場のこの時期は気温はそれほど高くはないけ れど日差しがわりと強く、日射病で倒れていた人もいたので帽子・サングラスは必須。
さらに奥へ行くと今度はデーン!とばかりに巨大なオベリスクが現れる。2トンあるというこのオベリスクをアスワンからなんと帆掛け舟で運んできたのだというから(あくまで有力説だけれど)古代エジプト人はどれほどの技術を持っていたのか気が遠くなるほどだ。
天気もスカッと晴れて真っ青な空にオベリスクが映え、そのコントラストがとても美しさにしばらくそこを動けなかった。

スカラベ
▲スカラベ

聖なる池と呼ばれる池の横にスカラベと呼ばれるふんころがしのオブジェがある。エジプトでふんころがしは幸運を象徴する事から、このオブジェの 周りを5回まわったら幸せになれ、6回まわったら結婚でき、7回まわったら子供が出来るといわれているそうだ。そのためこのオブジェの周りはひっきりなしに人々がただぐるぐるとまわりつづけている。 私はまだまだそのつもりはないので5回だけまわっておいた。

寝台列車
▲寝台列車

<再びカイロへ>
回ルクソールからカイロへの移動は寝台列車。ツアーで利用するような寝台列車はかなり豪華で2名1室のコンパートメント。寝る時間になれば車掌さんがベッドメイキングしてくれるし、洗面台はついているし食事も出るし(飲み物は別途お金がかかります。)相当快適。朝までぐっすりと眠れた 。
しかしやはりここはエジプト、結局2時間半も到着が遅れ迎えに来てくれていたガイドさんをひたすら待たせてしまった。

東側墳墓群
▲東側墳墓群
カフラー王のピラミッド
▲カフラー王のピラミッド

ぁいよいよピラミッドへ!!! 待ちに待ったハイライトなのにあいにくカイロは朝から曇り。 やっとピラミッドの前に立ったのに上のほうは霧がかかってしまっている。それでもやっぱりここまで来たかぁ!という感じ。 思っていた以上に大きくて、ピラミッドを構成する一つ一つのブロックを登ろうとすれば よいしょ、と手をついてよじ登らなくてはいけないほど。 ピラミッドも良かったけれどクフ王のピラミッドの横にある墳墓群のひとつにガイドさんが入れてくれ、中は保存状態もよく、ライトアップされてい てフラッシュなしでも結構きれいに写った。

ホームステイ先のお宅
▲ホームステイ先のお宅

通りの観光を終え、この日は現地旅行会社の方のおうちでホームステイ体験をさせていただく事になっていたので夕方向かう。
ラマダン中の市内は午後の車のラッシュがひどい。 みんないつもより早めに仕事を切り上げて、日が沈むと同時にごはんを食べるからだ。 やっとこさお宅へ到着するとご家族の方もみな温かくもてなしてくれて、なんだか日本の知り合いのお宅にお邪魔したような安心感がおしよせてきた 。
こちらのお宅でも日没に合わせて夕食の準備をされていて、外から聞こえてくる"日が沈みましたよ合図"と同時に夕食となった。 今回全行程8日間で 各地でいろいろなものを食べたけれど、ここでご馳走になった夕食がダントツでおいしかった!ついついおなかがはちきれるほどご馳走になってしまった。
ちょうどあと2日でラマダンが終わるというときで、こちらのラマダン明けというのは親戚をまわったり子供達は新しい服を買ってもらってお年玉をも らうという、まさに日本のお正月のような感じらしい。 ラマダン中は昼間制限がある分みんな遅くまで起きていて、ショッピングセンターなども真夜中まで営業している。 食事の後、どんな感じか行ってみますか?と誘っていただいたので近所のショッピングセンターに出かけてみた。
いままで観光地のエジプトしか見てこなかったけどここは本当にローカルな感じで、そしてもう夜の9時ごろだというのに大勢の人たちがどんどんショ ッピングセンターの入り口に吸い込まれていく。 みんな明け方まで遊んでちょっと休み、日の出前に朝食をとってまた寝るそうだ。 ラマダンと聞くと耐え忍ぶ暗い感じのイメージだけ持っていた私には、反面こんなお祭りみたいな雰囲気もあるのだとびっくりしてしまった。

ジプトの見どころは他にもたーくさんあり、とても8日間では見きれない。 今度来る時はナイル川をゆっくりとクルーズしながらのんびり見てまわりたい。 あの透明なナイル川にはそういう旅が似合っているような気がした。
岡坂 美紗子 (2003年10月)